シーズン5 ごちうさ構築 レート2002
こんにちは。TN "じょうがマヤ" でレートに潜っていた者です。シーズン5にてなんとか2000を達成しました。2000を達成できた事自体が奇跡でもある構築であり、これ以上レートを伸ばすのは無理だと判断、また自分が他のゲームに逃げたいため2002で切り上げようと思いました。まだシーズン終了まで2週間ほどありますが自分はしばらくレートから離れたいのと時間がたつにつれ価値が薄くなるので早めに公開します。
光で見えませんが一番左はグライオンです。以下個体別説明です。配置順に書くと色々ややこしいので書きやすい順に書きました。型としてはテンプレが多いですが。
ミミロップ 柔軟 ミミロップナイト 陽気 141-128-104-66-116-172
メガ枠。僕が最も信頼を置いているメガ枠でorasの時にずっと使っていました。
回し方としては僕が全ポケモンの中で最も信用しているポケモン。選出は8割ほど。1位。とりあえず困ったら先発に投げておけばいいです。
ねこだまし+恩返しorとびひざで多くのポケモンを縛る。また、相手もそれは承知なのでカバルドン等物理受けにひいてくるのでそこに後述のグライオンを合わせるといった釣りの道具にもできます。ガルクレセで相手がクレセにひいてきた次のターンはリスクを考えずノータイムとびひざで突っ込んでいました。ねこだまし2発+恩返しでミミッキュを縛れると思っていましたがシーズン4終盤からABミミッキュなるものが生み出され、皮がはがれたミミッキュに猫+恩返しで確定がとれないパターンも多く、涙を流す場面もありました。なんとかジバコイルとサイクルを回すしかありません。
乱数によってはテテフのサイキネを耐えるのでどうしてもの場合はメガしないで恩返しをうつこともありました。
冷凍パンチは環境にマンダやランドが多くなければギルガルドに強く出れる身代わりかアンコールにしたかったのですが多いので仕方がない。
ポケモンとしてみると優秀ですが個体としてみると全く信用できないポケモン。とびひざはずしはもちろんのこと、ミミロップ同士の同側対決に勝った覚えがない、トラアタで麻痺、ガッサのマッパ急所等数えるとキリがありません。774戦共に戦った戦友。
ジバコイル アナライズ 突撃チョッキ 控え目 175-78-135-194-110-88
10まんボルト ボルトチェンジ 目覚めるパワー氷 ラスターカノン
ミミの相棒その1。画像が用意できませんでしたが色違い個体です。orasの頃とある実況者の影響で使いたくなり、使っている内に好きになったポケモンです。主に守り神、スイクン、ミミッキュに投げていく。
調整はメガネジバコイルの流用なのでもう少しDに割くとレヒレの水Zやテテフ、アシレーヌに対して強く出れたのかなと思います。
SはSに振っていないテッカグヤ意識、また60属近辺を抜き去るための調整です。
ミミッキュはミミロップの猫だましで皮をはいだ後にジバコに投げていれば大抵なんとかなります。ナットレイがそこまで重くないのでめざめるパワーは氷。無警戒でよく氷4倍勢を投げられます。チョッキランドはともかく慎重グライに耐えられたときは何事かと思いました。774戦共に戦った戦友。
グライオン ポイズンヒール どくどくだま 陽気 177-116-146-58-103-158
守る 地震 挑発 毒々
こいつも色違い。僕の嫌いなポケモンその1であるカバルドンをいなすために採用。
途中まで腕白でBに厚いグライオンを使っていたがハッサムやミミッキュに上から剣舞を打たれて起点にされたのでそれらより上から挑発で疑似的に耐久も上がりました。他にもデンジュモクやガッサの上がとれる点でも陽気にして良かったかなと思います。
これに関して、腕白を使っていた頃に某大物実況者とマッチングし、腕白グライオンがハッサムやミミッキュに上から剣舞を打たれてぼこぼこにされるといった動画が上げられました。負け試合なのでその時は辱めを受けたと思っておりましたが、陽気に変えた後、同じようなパーティと何度かマッチングし挑発を見せているにも関わらずミミッキュや柔らかいハッサムが剣の舞をしようとしてきたのでeasy winが取れました。こちらのTNだったり使っている構築だったり、その実況者が超有名処で覚えられていたのかなと思い、型バレが逆に有効に働きました。もう一つのメガ枠を出されたほうが明らかにしんどいのにこいつにハッサムを出されたときは爽快でした。今では動画化して頂き感謝しております。ちなみに僕は今では動画を見ないのでリアフレからライン来るまで気づきませんでした。すいません。
役割としてはミミッキュ、ランドロス、ドラン、ハッサム、ガルド、ガッサ等。序盤はどくどくでサイクル有利に、後半は地震でミミの猫恩返し圏内に入れる動きが強かった。
このグライオン自体は100戦ほどしか用いていませんが腕白含めると774戦戦った戦友。2000チャレンジで2連守るという不正を働き僕を2000に連れて行ってくれました。色違いラブラブボールにして正解でした。ただ一つ文句があるとすれば対ガッサで毒外し、種ガン4~5発、内急所1,2発とガッサに対して自覚がなくなるところです。
色、八重歯がマヤに似ている。可愛い。
ゴチルゼル かげふみ たべのこし 図太い 177-54-158-116-132-87
眠る 挑発 サイコショック 瞑想
ミミロップの相棒その2。いわゆるごちうさ構築。害悪を狩る害悪。
初めは瞑想クレセリアを採用していましたが僕の嫌いなポケモンその2であるドヒドイデに対して黒い霧PP30や再生力で粘られることにヘイトが溜まっていたのでいたので瞑想クレセリアと同様受けループに強く、且つより対ドヒドイデ性能を高めたゴチルゼルを採用しました。
主な役割対象は受けループ、ドヒドイデ、シャドーボールのないポリゴン2、サイキネでこだわったテテフ、ブラッキー、モロバレル、はめれはしないがこの構築で重いミミロップも捕まえに行ったりしてました。ミミロップの苦手な相手に対して強いです。場合によってはナットレイやテッカグヤ、カバルドンも処理ルートに入ります。クレセリアは三日月があるのではめることはできませんが処理はできます。
調整はHぶっぱ、瞑想用にCDを偶数調整、Sはジバコと同じく60近辺の上を取るため、且つナットのジャイロの威力が上がらないように87としました。
技も回復技の眠る、いつでも好きなタイミングで相手を悪あがきに出来たり罪の起点に出来たりスイッチできる挑発、瞑想は確定で、自分はPPも増やしているためショックのままでいきましたが打ちたい相手がおらず、ミミの猫+でメガミミを処理できるサイキネの方がいいかなと思いました。PPは瞑想も含めすべて増やしておくべきです。
初めは面倒でAV個体を使っていましたがイカサマ2連急所をひいてからA0を粘りなおしました。
カゴでなく食べ残しであるのはゴチルゼルというポケモンがキャッチして何十ターンも使うポケモンである以上回復量は雲泥の差になります。他にも構築的に厳しい相手にはナットレイやテッカグヤとPP合戦するはめになり、ヤドリギの負担を減らすことにもなります。どのみち瞑想6積してしまえば特殊なら食べ残しだけで回復が間に合います。
約450戦くらい共に戦いました。選出率は最低でしたが出した試合は活躍してくれたので今ではお気に入りです。
実はこの枠を上記のモロバレル以外に強く、他のきついところも見れそうな、自分がシーズン3で使っためざ岩ゴツメジャローダで試してみたかったのですがその個体を貸しているリアフレが1か月行方不明であったこと、なによりこのTNでこの構築を使うことに意味があるなと感じて2000までゴチルゼルで貫きました。
ゲッコウガ 変幻自在 気合の襷 無邪気 147-116-87-155-81-191 王冠使用
めざ炎 冷凍ビーム ダスト 影うち
僕が最も嫌っているポケモンであり現環境最強のメガ枠であるメガボーマンダに対して一回の後出しが保障されている。このポケモン自体あまり好きではありませんがマンダを倒すために契約を結びました。
ナット、ハッサム、グロスを焼くためのめざ炎、マンダに当てる冷凍ビーム、ジバコ1匹で守り神+アシレーヌすべてを見るのは無理があるためダスト、先制技の影うちです。水手裏剣が多いと思いますが、ダストで落としきれないアシレーヌのアクジェの上から水手裏剣よりも確実に落とす、ガッサ、ルカリオ、カイリューの先制技をすかす、ゲンガーミミッキュに当てる等影うちの方がメリットがあると判断しました。水手裏剣なくて困ったのはバシャーモ、削れたゴツメマンムーくらいだと思います。
恐らくUSUMまで環境が大幅に変化することはないと思いますのでこれが一番汎用性をもてると思います。
マンダと対面した際はどんどん交換読みで行動しましょう。環境によっては草結び、けた繰り、岩封等応用が利くポケモン。強い。
774戦共に戦ったポケモン。
マリルリ ちからもち ノーマルZ 意地っ張り 183-112-110-62-101-85
アクジェ じゃれつく はらだいこ 叩き落とす
補完枠。ウルガ、馬車、リザX等きついポケモンをとめてもらいます。調整に関してははらだいこをより生かすためのAぶっぱ、Sはシーズン2~3の構築記事を読み漁り一番早かったポリゴン2のSの84を抜かす85、あとは耐久といった感じです。
ノーマルZ腹太鼓は挑発やアンコールを完全に無視できます。また、ノーマルZ後のアンコールも無駄になりますので択にはなりますがゲンガナンスのナンスを起点に全員倒すといったことも2回ほどありました。
技に関してはこれで完成されていると思います。はたきはマリルリを止めようとする高耐久ポケの内、ジャロとバナ以外に強く出られます。
はらだいこアクジェの一貫性ができたときは脳死で腹太鼓して勝てます。ただ、ミミッキュやテテフにいとも簡単に止められてしまうのがつらいところであります。
バシャ、ギャラはこいつがいないと止まりません。ウルガも体力が削れていたら落とせるときに落としておかないと草Zで返り討ちなんてことはザラなので欲張ってZ腹太鼓せずにアクジェしましょう。
774戦共に戦ってきましたが一度目の2000チャレンジ、レート1999の時に分のいい勝負でこいつだした途端に寝ていた妹が置きだしアイフォンをいじりだしワイファイの回線が悪くなり遠くにいた僕の電波が切断され2000チャレンジ失敗して発狂ということになりましたのであまりいい印象はありません。こいつにとって完全にとばっちりでしかありませんが。
きついポケモン
メガボーマンダ…ゲッコウガか積んだゴチルでしか止められない。捨て身ならゲッコウガへの反動+ミミの冷パンでいけますが恩返しはしんどいです。
メガメタグロス…処理ルートがメガミミの膝、ゲッコウガのめざ炎、マリルリの腹太鼓アクジェの3つしかありません。しかもどれも2発当てないといけないので明確な対策になっていない。大抵の場合はミミロップ+ゲッコウガで対処してました。
カバルドン+リザードンY…崩せない。ミミでリザをけん制しつつカバを引きずりだしグライでどくどくをいれ、水タイプも含めた3匹でちまちま時間を稼ぐ方法で対処できますが相手にテテフがいた場合そのようなサイクルも無意味です。基本的に無理。ゲッコウガでなんとか、もしくはカバルドンに吹き飛ばしor吠えるがなければゴチルで起点にできる。この2匹に上のメタグロスが入っているパターンも多く、この構築が無理だと判断した最大の要因。
ジュカイン、フーディン、フェローチェ…上から全員たたかれて終わり。こちらもミミ、ゲッコウガ、マリルリの先制技3体選出とか。
鬼火バシャーモ…上位で多かったなという印象。バシャはほぼマリルリに一任しているので機能停止して終わり。
マゴの実分身バシャーモ…運ゲに勝てません。
飛行Zギャラドス…無理。
雨パ…無理。一応マリルリが太鼓すれば雨下でラグ確定とれますがミミッキュやテテフに止められます。逆にその2匹がいなければミミゲコマリでなんとか倒せる。
あとは立ち回り次第でなんとかといった感じです。
有利な構築
ガルーラスタン
受けループ
相性半々
バシャテテフ
マンダ軸
不利
カバリザ
天候パ
基本的にパワーも耐久もないポケモンたちですがなんとか2000達成出来ました。この構築は脳死で突っ込んで勝てる構築ではなく1ターンごとに相手の崩し方を考え、ヤンキープレイも通し続けないと勝てません。ミミロップナイトが先行配布で解禁されてからフリーで約300戦、レートに潜れるようになって774戦、この2か月で1000回戦い続け自分の読みレベルが上がっているのも実感でき努力が報われたかなと思いました。
774戦もやるとかの有名なBossrushにも参加している有名強者とのマッチングも何度もし、なかなか楽しいシーズンでした。
たかがレート2000の記事ですがこれだけ対戦して一度しかごちうさ構築にマッチングしなかったのでごちうさ構築使いたい人の力になれていましたら幸いです。
自分はポケモンから少しばかり逃げますがUSUMでは再びTNじょうがマヤでレート2000以上目指そうと思います。
対戦して頂いた皆様、ありがとうございました。